2009.12.12 日本人のソウルフード「越山のおしるこ」 [全国特産物情報]
寒い季節には、アンコ系ドリンクを飲みたくなるものですが、お鍋でぜんざい作るのもめんどくさいし、お汁粉が買える自販機もそうはカンタンには見つからないものです。そんなときに手軽にできるのが懐中汁粉。日本初のインスタントフードかもしれないことから、日本の食業界のパイオニアとして敬意を表さずにはおれません。
明治21年創業の越山甘清堂。めいてつ・エムザにて懐中しるこを購入しました。卵より大きいサイズ。この「懐中」って、懐に入るくらいのサイズという意味なのでしょうか?(越山のおしるこは、懐に入れると割れそうです)。もなかの皮を懐に見立て、そこにアンコが入っているという意味だと思うのですが、どうなんでしょう?
壷の形をしています。シェイクするとシャリシャリと粉っぽい音。「懐中汁粉のつくりかた」って、皮の食感をいかに残すかにかかっているような気がします。「最初に中だけ椀に出してお湯で溶かし、そこに砕いた皮を浮かべる」というのが皮がくにゃくにゃにならず、香ばしさが長続きするような気がします。ダイナミックなものになると「袋の中で砕いてから器に入れて、お湯を注ぐ」という但し書きがついているものもあるとか。
出来上がり写真も撮りましたが、美しくないので割愛。しかし、味は美味。皮の風味も香ばしく、心も体もあったまります。<YA>
「越山」
めいてつエムザ店
金沢市武蔵町15−1めいてつエムザ 地下1階 TEL076-260-2271
営業時間/10:00〜20:00
くぴちゃんの気まぐれ日記
手作り餃子 長樂 / 山中温泉 : ゆりまるさんの写真展に行って来た~の巻
Posted at 00時49分
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