エスプレッソでいろいろ考えた [D@EXコラム]
「エスプレッソは文化だ!」と書きましたが、生活の中にさりげなく日本茶があるように、ちゃぶ台には煎餅箱が置かれてるように、ヨーロッパにはとても自然にエスプレッソって存在している。異文化からやってくる旅人からすれば、新聞片手にふらりとバールに入り、立ち飲みでクイッと飲み干すエスプレッソはなんだか遠く、憧れの感情に近い。
その国の暮らしを一瞬にして体感できるような、そんな錯覚に駆られ、ついつい真似したくなるものなのである。それは、日本に来た外国人が居酒屋で「さしおりビール」を頼み、「イッキ」に興じる感覚と似てやしないかと思う。
そこで、さまざまなバールでのドリンクは「エスプレッソ」と決めた。「ミルクの入ったカフェラテやカプチーノなどは「朝食」の感覚が強く、イタリア人は昼間は飲まないよ」というウソかホントかもわからない聞きかじりの知識で、大好きなのを我慢した。別に我慢する必要なんて全然なかったのだけど、郷に入れば郷に従えということで。
しかしエスプレッソ、さまざまでした。「これってホントにエスプレッソ?」というものもあった。特にコレ。並々とあわ立つコーヒーでした。ミルクは入っていません。光の森のゆめタウンで飲むスタバのエスプレッソのほうが、よっぽどはるかに「正しいエスプレッソ」に近い。
イタリアとフランスのエスプレッソを飲み比べてみましたが、やはりというかイタリアのほうが濃いような気がしました。価格は3ユーロから5ユーロくらい。どんな小さなバールでも、ロゴ入りのカップにロゴ入りのシュガー付き。
「エスプレッソは3口で飲むものだ」と以前テレビでバリスタが言っているのを聞いたことがある。最初は3口でノンシュガーをきどっていたが、最後にはシュガーをたっぷりといれて、ちびちび飲む方が性に合っていたし、疲れもふっとんだ。砂糖を入れた後、かるーく混ぜとくと下にいくほど甘くなる。そして最後にスプーンで、砂糖とエスプレッソが混じったトロトロのゴールデンドロップを飲むというか食べる。うーん、エスプレッソ。昔よりおいしい気がするぞ。少し大人になった証拠かな。<YA>
エスプレッソの扉
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エスプレッソの歴史
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