2008.9.14 ついついコンサバに・・「大須ういろ&ないろ」 [全国特産物情報]
名古屋名物大須のういろ。「ういろう」ではなく「ういろ」らしい。名古屋では学校給食でも出されているという都市伝説があるようです。以前山口県に住んでいたとき、「ういろう」に接する機会が多くて、よくおやつに食べていましたが、九州ではなかなかお目にかかることがありません。ちなみに山口の外郎と名古屋の外郎の大きな違いは山口ういろうがでんぷんを使うのに対し、名古屋のういろうは米を使うのだそうです。山口バージョンの豆子郎は、かつて湯煎してから食べていました。プルプルとした食感がおいしかったのですが、名古屋バージョンはどちらかといえばマットな舌ざわり。大須ういろも5分ほど茹でるとやわらかさが戻りますが、プルっというより、もっちりとした口触りです。それぞれの好みがわかれるところです。
ちなみにこちらの茶色バージョンは「大須ないろ」です。「ういろ」ではなく「ないろ」。「ないろ」って何?と思って説明書きを見ると
「大須ないろ」は、名古屋へ伝わって約300年のういろの味に軽い羊羹の味(こしあん)を加味した大須ういろだけの専売品です。
とあります。羊羹とういろうの中間みたいなもののようです。子どもの頃だったら、きっと緑(抹茶)やピンク(さくら)、ホワイト(あっさり)に心奪われたと思いますが、大人になるとオーソドックスな小豆色の「ないろ」に心奪われてしまう。大人になると、ついついコンサバになってしまいます。<YA>
Posted at 00時25分
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