バスク料理の店「IRATY」(イラティ) 熊本市 [熊本グルメ情報]
昨年10月25日にオープンしたバスク料理主体のお店「IRATY」。熊本市上通り大谷楽器から入ってすぐの熊本 和数奇 司館 1階、右側奥から2軒目にあります。バスク料理って食べたことがなかったので、前から行きたいと思っていました。
バスク地方は、スペイン北部のピレネー山脈の麓に位置しており、「ビスケー湾の真珠」と呼ばれるサンセバスティアンがあるところです。バスク人は、独自の難解な言語を持ち、独特の文化と伝統を持っています。「食はバスクにあり」と言われるほど美食で知られる地方で、女人禁制の美食クラブがいくつも存在しているのだそうです。
スペイン美食の扉
そんなバスク料理が熊本で食べられるとあり、期待度大。バスク地方のスープランチがコーヒーデザートつきで850円。炭焼き牛ステーキランチでも1000円ですから、お値段も手ごろです。私はスープランチを。一緒に行った友人はステーキランチをチョイス。
サラダも、珍しい豆が載っていたり、塩味の利いた燻製(イベリコ豚か?)。のようなものが入っていたりでとてもフレッシュで美味。スープは、野菜のエキスとお肉から出るコクがからまった滋味深い味。身体の細胞一つ一つに染み入るようなおいしさです。このスープの名前「ガルビュール」と言うらしいです。
友人が頼んだステーキランチは、ボリューム満点でジューシーでした。炭火焼ですから余分な脂が落ちるのか、柔らかでありながらも、脂っこさがない感じでした。
これは、スープランチのデザート。なんとお米の牛乳煮です。バニラビーンズがぷつぷつと入っており、お米の新境地を見たようでした。ライスのデザートって、こんなにおいしいのかと発見。最後のコーヒーとデザートまでしっかりおいしいお店はポイント高いですね。
こちらは、ステーキランチのデザートである、プリン。上に乗っているのは、冷たいバニラアイスです。カラメルの苦味とプリンの甘み、そして冷たいバニラアイスのコンビネーションがとてもおいしいデザートでした。
シェフは、フランスからバスク地方に入り、本場でバスク料理を学んできた本格派。落ち着いた空間でいただくバスク料理は、舌の肥えた食通のお友達とのランチに最適なお店です。<YA>
IRATY(イラティ)
熊本市上通7-35-1F
Posted at 00時00分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.howdy.co.jp/dining-express/tb.php?ID=1747