寒天カフェ 「かんてんぱぱ Cafe 初台店」 [D@EXコラム]
デザート素材として、ゼリーやナタデココは流行が終わった感がある。プリンは色々な種類が出ているが、これから注目される素材は「寒天」。健康というキーワードを見方にした半透明な「つるん」とした「寒天」は和のみならずデザート界に新風を吹き込むに違いないでしょう。
粉寒天メーカー大手の伊那食品工業(本社:長野県伊那市)は04年5月に仙台にオープンし、好評を得ていた「かんてんぱぱカフェ」1号店に引き続き、2号店を東京、渋谷区初台に昨年12月にオープンさせました。
明るく開放感のあるカフェにはコーヒーなどのドリンクの他、寒天専門店ならではの低カロリーなこだわりデザートや、季節限定のオリジナルデザートをご用意してあります。 熱に強い寒天の特性を商品化した「寒天ぜんざい」(500円)や白玉やアイスクリームとの組み合わせ、寒天うどん(野菜たっぷりの寒天うどんセット、860円)などは人気商品です。
カフェはありませんが、全国7ケ所の支店・営業所(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、岡山、福岡)及び伊那に、かんてんぱぱ製品の小さな直売所「かんてんぱぱショップ(」を併設していますので商品などはここでも買うことができます。
カフェ系でも和(なごみ)系の寒天を食べれば健康にも良いし、カロリーも気にする必要なし!都会で大ヒットしそうな予感がします。場所は京王新線初台駅すぐそば、甲州街道と並行している1本裏道(公園の遊歩道に面しています)の場所なので、見落とさないように。かんてんぱぱ製品をお求めいただけるショップを併設しています。
2005年2月16日(水)NHK総合 午後8:00〜放送予定
〜不思議食材シリーズ(1)〜
驚き健康パワー!寒天の超レシピ
寒天について
寒天の原料は海藻です。紅藻類、特にテングサ・オゴノリが使われています。昔は伊豆産のものが良質とされていましたが、現在では世界各地から海藻が輸入され、様々な物性の寒天が作られています。
寒天はそのほとんどが食物繊維で、100g中80.9gとあらゆる食品のなかで食物繊維を一番多く含んでいます。食物繊維には他の栄養素にない重要な生理機能があることで「第6の栄養素」と呼ばれています。血圧を下げる、コレステロールを低下させる、大腸ガンを予防する、血糖値を下げる、肥満を防ぎ、便秘を解消、コレステロールを減少など現代人にとって摂取が不可欠な「寒天」です。
寒天の歴史
ところてんは中国から製法を学び作り始めたものですが、寒天は日本のオリジナルです。江戸時代、京都の旅館「美濃屋」の主人美濃屋太郎左衛門が、ところてんを外に出しておいたところ、冬の寒さで凍り、自然乾燥の状態になりました。これを見つけた太郎左衛門のひらめきによって寒天の製法が編み出され、和菓子の原料として年々改良され発展してきました。
寒天は、寒さが厳しく空気の乾いている諏訪地方の農家の副業として伝えられました。第二次世界大戦中、細菌の培地という極めて戦略的な用途として利用されていた時期もありますが、現在では単なる乾物としての寒天がハイテク素材として働きを持つまでになりました。
寒天は、伝統的な和菓子への利用から、細菌培地、組織培養、医薬品、バイオテクノロジー向けの製品など最先端の分野でも活躍しています。
(伊那食品工業さんホームページより引用)
伊那食品工業 ホームページ
寒天に関する情報が盛り沢山です
Posted at 05時20分