只者でない箸置き [DINING EXPRESS誌より]
最近内装にこだわった和食屋さんが増えている。食卓の上に置かれている「箸置き」は陶器製や竹製があったり、種種様々だが、インテリアと呼べる箸置きセットを紹介します。
小さな木の筒に切れ込みが入れてあり、二つに折れた金属片が3つ入っている。シンプルな箸置きだが美しい。小泉誠さんがデザインした箸置きセット、小泉さんは小物から住宅まで手掛ける”リビングデザイナー”で1960年生まれ、インテリアデザイナー事務所を経て90年に独立、こいずみ道具店を東京で開業している。木工インテリアを中心に最も注目を集めるデザイナーの一人だ。シンプルな作品が多く、「作り手として使い手として、生活の一部としてインテリアを提案していきたい」と小泉さん。
この箸置きは木に切れ込みを入れる形を思いつき試作を重ねこの形にたどりついた。
kitokana(木と金)と同じデザインの箸置きで紙製のものがある。色も豊富で後ろにDesigned by Makoto Koizumiと描いてあり、只者でないと感じさせられる。飽きがこないデザインの箸置きで楽しい料理のひとときを過ごしたい。(T・T)
■kitokana
木のケースに入った箸置きセット。箸置きの居場所が引き出しからテーブルの上へと.....。
photo:hiroyuki Shinohara
■nid hashioki card
名刺サイズカードを折り畳むと、箸置きに早がわりします。
各20枚入315円
photo:hiroyuki Shinohara
こいずみ道具店
〒186-0003
東京都 国立市 富士見台 2-2-5-104
tel : 042-574-1464 fax : 042-575-3646
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Posted at 06時00分
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