貸蔵屋&茶房難波庵(なんばあん) 柳井市 [編集長コラム]
山口県柳井市については今週のBLOGでいくつか紹介していますので、参照してください。柳井市の白壁通りを通りながら、建物と建物の切れ目に車も通れないほどの小路があります。白壁通りに入って100mほどの左側に「かけや小路」があります。江戸時代に、この突き当たりにあった豪商「かけ屋」の名が付けられたものらしい。この小路は、現在柳井川へ直接通ずる唯一の通路です。
通りをゆるやかに散策すると当時の雰囲気がそのまま伝わってくるような感覚になります。
しばらくゆくと、右手に「貸蔵屋&茶房難波庵」と書いてあります。おしゃれなカフェかもしれないと思い、のれんから覗くと「土蔵」が見えるだけです。もしかして土蔵を改造したカフェではないか?あいているようでしたのでここで休憩することにしました。綺麗に整えられた庭の石づたいに歩き、土蔵へ近づきます。
土蔵の右側がカフェへの入口。内部はカウンターと座席になっており、カウンター4席、座席が10席程のこじんまりとしたカフェです。カウンターしか空いていませんでしたが、その後もお客様がこられ、ご主人さんは「一杯です」と断られておられました。ゆったりとした空間が流れているような土蔵でコーヒーをいただきます。
お茶はお膳に乗って運ばれてきます。ご主人さんがお膳(江戸時代の漆)やカップ(有田焼)の説明をしてくれます。チーズケーキを食べたのですが、とても美味しい。後でわかったのですが、山口の手づくりケーキ100選にも選ばれたらしいです。この土蔵は江戸中期に建てられ改修を行いつつ使われたとのことです。土蔵でも壁が分厚く土蔵破りを防ぐ技術も使われており、金蔵として使われていたのではないか、とご主人の弁。
カウンターから見たらここで飼われている柴犬も秋の暖かい日差しで気持ち良さそうにしていました。
貸蔵屋&茶房難波庵
山口県柳井市古市481(かけや小路)
TEL 0820-22-3791
10〜18時
定休日 水曜定休
Posted at 10時31分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.howdy.co.jp/dining-express/tb.php?ID=730
コメント
[ 内容チェック中 ]
コメント頂きどうも有難うございました。犬の名前はそらまめちゃんだったのですね。私もたまに自宅で難波庵さんを思い出して真似をします。「え、うんっ、こちらが江戸時代の色鍋島でございます。・・・」
美味しいコーヒーと柳井の散策に疲れた方にほっとできるひと時を与えてくれれば・・と思います。
初めまして、難波庵店主の娘の暁といいます。父の店をこんなに素敵に紹介して下さって大変嬉しく思いコメントさせて頂きました(*^^*)ありがとうございます*
私は店の空間や流れるジャズ、庭の雰囲気が大好きです。5年前から関東に住んでおり、柳井には1年に1度帰れるか帰れないかくらいですが、都会に住んでいると難波庵の空気は本当にほっと出来て、心地よいです。
柴犬のそらまめも人が大好きで(小さい子は苦手なんですが…)看板犬になってくれてるようで嬉しいです(^^*)
がえれがさん、不快な思いをされたようですみません。
ですが漆器はそこらの骨董屋で売ってるようなものではありません。本当に価値のある品です。
父は常識の無い方や来てやってんだ客なんだとゆう偉そうな方、急かす方などには態度が悪いです…(;;)
嫌な人は2度と行かないと思われると思います。。
また大阪弁なので言葉が余計キツク感じられるかとも思います。。
ですが父は人間として、男として、とても尊敬出来る人です。
分かる人に分かってもらえればいい、そんな考えでは客商売なんて向かないんでしょうけど、金儲けのためにやってる訳ではなく美味しいコーヒーと安らげる空間を提供したいとゆう父の思いで運営されています*
私はそんな父が大好きです。
常連の方もそんな父やまめに会いに、癒されに、美味しいコーヒーを飲みに来て下さいます*
柳井にいらしてお時間がありました際はぜひ1度足を運ばれてみてください(*^_^*)
長々と失礼しました(>_
最低の店です。江戸時代か何か知らないが漆の盆でコーヒーを出します。別に大したものではありません。有田焼のコーヒーカップも大したものではありません。少しでも盆の上でコーヒーカップのソーサーを動かそうもののなら店主かなにか知らないけどおやじが激怒します。その親父の激怒の状態で勘定を払わなければなりません。こんな店がいい店でしょうか。観光で行ったなら後悔すること間違いないです。ここが出してる漆の盆もコーヒーカップもそこらの骨董屋で普通に売ってるものです。