2008.12.20 創業明治22年水田屋の「ふくらすずめ最中」 [編集長コラム]
佐賀県鳥栖市といえば、九州の交通の要衝地です。九州自動車道と長崎道のジャンクションがあります。弊社も鳥栖に支店があります。というのに、鳥栖名物として知らなかった・・・!ふくらすずめ最中。先日頂き物をしてそれで調べて分かったしだいです。JR鳥栖駅にほど近い所に本店がある、創業明治22年(119年の歴史あり)の水田屋さんの有名な名物が「ふくらすずめ最中」なんです。1個200円近くする最中なので、高級!ですよね。
なぜ「すずめの最中」なのか
先ほども書いたように鳥栖は交通の要衝地。鉄道では鹿児島本線と長崎本線が交差しています。蒸気機関車の時代にその煙ですすくれたすずめが、駅舎にいたそうです。戦後に誕生した「ふくらすずめ最中」は最中の皮はお米が原料なのですずめがいいだろうという発想で作られたそうです。
厳選した北海道産の小豆を原料とした餡がたっぷり。今でも手作りで餡をつめているそう。ふくらすずめ最中は結構なボリュームがあり、小さいバージョンの「子すずめ最中」なるものも準備されています。なんともすずめの姿が可愛い。
ぱかっと開けてみました。餡がたっぷり。熊本・水俣の有名な「最中の美貴」を思い出しました。餡は思ったより甘さがきつくありません。餡は好きなのですが、私は最中が口の中にまとわりつくのが余り好きではありません。どちらかといえば「きんつば」派。だから最中も餡をスプーンですくって食べたくなります。今日は美味しいお茶を準備したので、そのままいただきます・・
創業明治22年 水田屋さんのホームページ
(ネットですずめ最中は注文できます)
Posted at 00時09分
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