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   2008.11.7 冬のカイロ考察 「カイロ屋さんのカイロです」 [編集長コラム]

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 いやー寒くなりました。今年の冬は昨年より絶対寒い!ということで春になって使わなくなっていた、カイロの残りを取り出しました。カイロって私が小学生の頃ブームになりました。ホッカイロ。カイロの代名詞ですね。白元の商品名ですがホッカイロ下さいと言ってしまいます。いわばロッテリアでマックシェーク下さいというようなもんカナ。

 カイロを考察しました。カイロって桐灰化学のホームページを見ると、歴史は江戸時代にさかのぼり、温石という石を囲炉裏やたき火で温め、布にくるんで懐へ入れて体をあたためていたらしいです。それからカイロ灰やベンジンカイロを経て、現在の鉄粉を化学反応させる使い捨てカイロになったとか。1978年頃から使われているようということで私の小学生時代と重なります。

 1個100円だったんですよね。高かったなぁ・・・それが!いまや10個入って300円しないじゃないですか!安過ぎます。

 なぜこの記事を書こうということになったかというと、春から残っていたこのカイロのネーミングが大好きだからです。「カイロ屋さんのカイロです」桐灰化学の製品ですが、カイロ屋さんとしてのプライドと自信を感じます。

 「魚屋さんのお寿司です」とか「豆腐屋さんの豆腐コロッケです」「肉屋さんのメンチカツです」など食品ではよく使われるフレーズが、カイロに!!この製品名を考えて、製品にした人ってすごいわ。エジプトの首都はカイロです。としか思いつかない。カイロ屋って普通の人には意味が非常にわかりづらいなぁ。でもネーミング大好き。残り一つとなった「カイロ屋さんのカイロです」。今年の商品ラインアップからは外れているようで、このカイロを使うべきか保存しておいてたまに笑うべきか迷ってします。

 桐灰化学は 小林製薬の連結子会社で、最近のヒット商品は「足の冷えない不思議なくつ下」この記事にも書いてあるように、ネーミングで工夫する小林製薬の子会社の発売した商品ということで妙に納得してしまいました。
 

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