長く食べられているお菓子「ビスコ」 [D@EXコラム]
ロングセラー商品のなつかしいお菓子というのは、スーパーなどで見かけたりすると急に購買意欲を刺激されたりするものですね。人それぞれ年齢、思い出や食べたお菓子も違いますから、ひとえには言えませんが全国区的に知られた子供が良く口にするお菓子があります。江崎グリコから発売されている「ビスコ」。ビスコといえば江崎グリコ。ビスコといってナビスコを思い出す人は少ないでしょう。ビスコというお菓子、小さい頃なんとなく食べた記憶はあっても改めてビスコに接する機会は少ないのではないでしょうか。
このビスコ、最近ではコンビニでも販売されていますが、最近気が付いたのが、ビスコ坊やがなんとなく今まで見ていたのと違うということ。現代的な感じがして目がぱっちりしているということです。早速江崎グリコのホームページで調べてみたら、平成17年度からは5代目坊やとのこと。私が食べていた頃は3代目ということになりますが、あまり顔は正確に覚えていませんね。初代、2代目はなんとなく外人の坊やという感じで、戦前以前の頃ですので、ビスコが単なるお菓子でなく滋養に優れた脱離乳時期の子供の健康食ということがわかってきます。
さて、コンビニに並んでいるニュービスコ。小さいサイズのが3種類ありますが、20.6gで乳酸菌1億個!以上を含み、カルシウム、ビタミンがバランスよく配合されています。最近では子供ならずとも大人もビスコを食べているとの勝手な推測。なじみのある赤パッケージのノーマルビスコから、ハートマークのいちごミルク味、グリーン基調のミルクココア味まで。サイズも適当で子供の口にも一口でいけます、このあたりも女性や大人に受けているところではないでしょうか。このニュービスケットの分類はビスケットです。その隣で販売されていたのが、あまり見ない「ビスコ」。小麦胚芽入りの「白ビスコ」、こちらは分類はクラッカーです。江崎グリコのHPでは「小麦胚芽入りのクラッカーでクリームをサンドした、おねえさんビスコです。」との記載があります。
大阪空港などのグリコショップや通販で販売されているのですが、ビスコのカステラがあるのはご存知でしょうか。130×230×600mmもある巨大なカステラ。値段も復刻ビスコ付きで2,100円で受注生産とのこと。たっぷりクリームとふわふわスポンジでおもわずニッコリだそうです。
ビスコは単なるお菓子ではないことは先ほど述べましたが、発売が昭和8年、現在まで70年以上ものロングセラー商品で国民に愛されてきた商品です。
Posted at 07時38分
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