デコポンってなに? [D@EXコラム]
熊本は佐賀、愛媛とならびミカンのの生産量が多いことで有名です。デコポンとは不知火とも言われ、昭和47年に農林水産省果樹試験場口之津支場で清見(きよみ)にポンカンを交配して作られた品種です。形の不揃いなど外観上の理由から、長い間、市場に出回ることはありませんでした。しかし、糖度が高く食味がよいことから平成2年、熊本県果樹指導者会議で優秀性が認められ、広く普及されることになった近年注目の品種です。
可愛い形もそうですが、果汁もたっぷりジューシーなのも特徴です。皮もむきやすく、薄皮ごと食べられて、種もありません。気軽に手を汚さず食べられるのもデコポンの特徴です。出荷基準は、糖度は12.5度以上、酸度は1.05%以下と、厳しく決められており、糖度と酸度を計る光センサーが導入された現在ではおいしいデコポンが全国で食べられるようになりました。
http://www.dekopon.com/を運営する「ふるた果樹園」のオーナー、古田直一氏はは昭和9年生まれ。みかんを作り続けて50年の超ベテラン。昭和40年にはオーナー自ら開発した世界一大きいみかん「晩白柚」を天皇陛下に献上するなど、数々の業績と実績を誇るみかんづくりのプロフェッショナルです。
ふるた果樹園
最近では、「デコポンゼリー」なども登場し、全国どこでもいつでも食べられる程メジャーな存在になってきました。
Posted at 06時37分
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