春を感じさせる食材 菜の花 [D@EXコラム]
食卓を彩る鮮やかな緑色、菜の花。三寒四温を繰り返し少しづつ春が近づく時に食卓に並ぶと春の訪れを感じさせる春の食材です。家庭では、茹でておひたしや和え物、てんぷら、などに使われることが多いです。特に素材を感じさせるパスタなどのシンプルな料理に使われることも多いです。また汁物、揚げ物などさまざまに使うことができます。下ゆでする場合は、ほろ苦さ、かすかな辛味と歯ざわりを生かすように、塩少々を加えた熱湯で手早くゆであげます。
菜の花はほうれん草同様、タンパク質、カルシウム、鉄分、ビタミンと様々な成分が多く含まれた緑黄色野菜です。貧血防止や血液の循環も良くし、またβカロチンも多く皮膚の乾燥も防ぎます。昔は菜の花を「アブラナ」と呼んでいた事が多いような。アブラナとは種子から油を採る植物の総称だそうです。
また菜の花といえば菜の花畑で、夏のひまわりもそうだが、黄色という色は視覚的にも飛び込んできます。
熊本県の天草は比較的温暖な地域で、この時期菜の花を見ることができほっとする暖かい心にさせてくれます。特に有名なのが、上天草市松島町(松島総合センターアロマそば)の菜の花畑。100万本の菜の花のじゅうたんが、12月から咲いています。(2月まで見ごろ)、2月5日には菜の花ウォーキングという催しも開催されました。
日本国内で最大の菜の花畑は、青森県横浜町。青森の横浜?菜の花は「なたね油」としても利用されていたことかららしいです。横浜町の菜の花の作付面積は東京ドームの43個分といいますから相当なものです。見ごろは5月中旬とのことですから今から計画しても間に合います。一度見てみたいものです。全国各地に菜の花畑は沢山ありますので、天気のいい日に行ってみてはどうでしょうか。
Posted at 05時13分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.howdy.co.jp/dining-express/tb.php?ID=109