2010.5.12 ベルギー王室御用達「ジュールス・デストルーパー」のアップルシン [D@EXコラム]
「ジュールス・デストルーパー」の「アップルシン」。隣のデスクのデザイナーさんオススメのクッキーです。19世紀後半、ベルギーのフランダース地方でベーカリーを営んでいた貿易商のジュールス・デストルーパー。アフリカ・アジアから輸入した最良のスパイスなどを組み合わせ、アーモンド・バター・クッキー(アーモンドシン)を顧客への感謝の気持ちとして贈っていたのだそうです。最初は、お客様サービスのクッキーだったのが、評判を呼び、現在は4代目が家業を継ぎ、120年以上もクッキーをつくりつづけています。
そして、「ジュールス・デストルーパー」とは、人の名前だということもわかりました。ベルギーと言えば、チョコの印象が強く、クッキーはノーマークでした。
ジュールス・デストルーパーのHP。写真がなかなかいい感じ!「 a little bite of happiness」というキャッチコピーもいいな。
名刺3分の2サイズのクッキー。シンだけあって薄いです。最初に口の中に広がるのは、シナモンの香り。それから、ふわーっとリンゴの香りが広がります。このリンゴは、かなりいい仕事しています。濃縮りんご果汁と書いてありますから、材料にジュースが入っているのでしょうが、表面から見てもわかるように、リンゴの粒粒が甘酸っぱく、とてもよいアクセントになっています。数ミリの薄さの中に、かめばかむほど、アップル&シナモン!紅茶に合うクッキーです。
他にも「アーモンドシン」「バタークリスプ」「シナモンバターシン」など、そそられるアイテム多数。時代に流されることなく、ずっとシンプルで、ずっと愛され続けること。カンタンそうで難しい。生き方としても見習いたいところです。<YA>
アップルシン(クッキー・焼き菓子)[hanacocoの美味しん坊万歳!]
株式会社アメリコ[AMERICO]|商品カテゴリ|DESTROOPER
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2010.5.10 マネケン ワッフル職人の「秘密のおやつ」のラスク [D@EXコラム]
ベルギーワッフルのマネケン。関西近辺でおいしいベルギーワッフルの店として有名です。熊本にも熊本駅ビルフレスタの2階にお店があります。
そんなワッフル職人のおやつがこのラスク。ベルギーワッフルの生地を2度焼きし、職人がこっそりと食べていたのがこのラスク。一日100袋限定とHPにあります。パールシュガーの柔らかい甘みとコク、そしてザクザクという歯ごたえがとてもいい。ラスクというとフランスパンのイメージですが、この食感は「ラスクの新境地」!甘さと歯ざわりの絶妙さでは、フランスパンのラスクに負けてません。
ラスクのたどる最近の運命として、「チョコがけ」バージョンが出てくるでしょうか?
ところでベルギー産の「パールシュガー」って始めて聞きましたが、一体なんなんでしょうか?粒状のパールシュガーはサトウダイコンから作られていて、焼いても内部まで溶けきらないのが特徴です。これによりワッフルの表面ではとろけてカラメル状になりカリッとした歯ごたえを、内部では粒が残り独特の舌触りを生み出すのだそう。
また隠し味の塩は、沖縄産久高島のミネラル豊富な天然塩を、素地となる小麦粉もワッフルづくりに最も適したものを使用しているんだそうです。
マネケンのワッフルもおいしいですが、サイズはこの小さめラスクサイズで十分。そして、この「麻花兒(マファール)」風の絶妙な食感に脱帽です。<YA>
マネケンの『ラスク』|GO"GO" まころんの グルメ? & お出かけリポート
ラスク(マネケン):リーダーの日記2 - スタブロ -
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2010.5.8 福島柏屋さん第2段「檸檬(れも)」 [全国特産物情報]
先日薄皮饅頭をご紹介した柏屋さんには、おいしい洋菓子もあります。その代表と言えるのが「檸檬」。“れも”と呼びます。新鮮なミルクとやさしいクリームチーズがタルトに包んであります。
しっとりとした生地はほのかなレモン風味。まったりと口どけもよく、上質のチーズケーキをいただいているようです。チーズの香りがあまり強くないのか、檸檬で中和されているのか、チーズ嫌いの方もおいしくいただける柔らかい味。
薄皮饅頭と檸檬。どちらも食べて思うのは、柏屋さんのお菓子は、おみやげお菓子としては、添加物が少なくとても良心的です。価格も手ごろで、子どもにも安心して食べさせることができます。
檸檬で思い出すのは、やはり梶井基次郎でしょうか。まだ学生だった私は、これが文学なのか!と衝撃を受けたことを覚えています。今読んでもきっと衝撃でしょう。読み直してみようかな。<YA>
柏屋 / 檸檬の口コミ一覧[食べログ]
たべもの日記 : 柏屋・檸檬(れも)
福島の「檸檬(れも)」:日常集0号:So-netブログ
こんなお菓子作ってみたよ!:福島銘菓 檸檬(れも) --CAKEPIA BLOG
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2010.5.8 デメル「ショコラーデンシュニッテン」 [D@EXコラム]
200年以上前から愛されてきたパティスリーデメル。熊本市の鶴屋百貨店にショップができてから、いただくことが多くなりました。デメルの紋章はハプスブルグ家の紋章らしく、その歴史の長さが伺えますね。
剥いても剥いてもかわいいイラストが出てくるため、ついつい撮影してしまいました。チョコレート系のスイーツがとてもおいしいデメルですが、猫やウサギ、そして創業当時と思われる衣装を着た人々のイラストのものなど、見るも楽しく美しいパッケージのものばかり。
この箱も我が家の切手ケースとして採用。
中から出てきたのは「ショコラーデンシュニッテン」。チョコレートの生地にオレンジを加えてピスタチオをトッピングしたものです。日持ちもして、甘さ控えめ。どちらかといえば大人の味です。アクセントのオレンジとピスタチオがチョコレートととても合います。サイズはけっこう小ぶりですが、濃厚なチョコがギュッと詰まったようなテイストは、満足感あり。ほんのちょっと切り分けて、苦いコーヒーと一緒にいただくと、至福のコーヒータイムが訪れます。<YA>
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2010.5.6 期間限定だったの(涙)?熊本市川尻ガトーアンリ「ZOKKON(ぞっこん)ガトー」 [熊本特産物情報]
熊本市川尻にあるパンとスイーツのお店ガトーアンリ。最近の私の周りでブームになっているのが、新商品「ゾッコンガトー」です。ラスクにベルギー産のチョコレートを絡めたもの。ここ数年「キテマス」な、ガトーフェスタハラダのグーテデロワ系のラスクです。
ホワイトチョコとブラックチョコのバージョンあり。ハラダのもそうですが、ラスクと絡めておいしい・・というか私好みなのは、断然ホワイトチョコ。柔らかくミルキーな感じがラスクととても合います。中のラスクのサクサクハードな感じと、外のチョコがまったり。この組み合わせって、どうして最近まで思いつかなかったんでしょうか、と不思議になりますよね。プリン+醤油=「ウニ」と言った人よりも、ラスク+チョコを考えた人のほうに拍手を送りたい。
熊本で気軽に買えるのはすごく嬉しい、いつでも買えるね・・・と思っていたら、期間限定商品でした。4月中に終了してしまった模様。10月までおあずけです・・残念。でも大好きなクッキー「和の音」は一年中取り扱っていますよ。<YA>
ガトーアンリー
〒861-4115 熊本県熊本市川尻2丁目3-1
TEL.096-357-4788
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2010.5.4 日本三大饅頭!心のポケット「柏屋の薄皮饅頭」 [全国特産物情報]
福島県郡山市の柏屋さんの薄皮饅頭をいただきました。柏屋さんは創業1857年の老舗の和菓子屋さんです。奥州街道の郡山宿で薄皮茶屋として、旅人や地元の方に親しまれてきたのだそうです。時には創作和菓子のようなものにも心魅かれますが、やっぱり立ち戻るのは、オーソドックスなお饅頭。素朴で気取りのないおいしさは、いつでも、どこでも誰にでも愛される味です。
以前取り上げました大手饅頭、塩瀬総本家「志ほせ饅頭」に並び、日本三大饅頭と呼ばれているものです。
餡はこし餡と粒餡の2タイプ。こちらは薄皮の中にぎっしりと入った粒餡です。ぎっしりですけど、甘さ控えめ。疲れた体には効きます。
柏屋さんのHPには、「ぽけっと」という小学生の詩が載っています。
お母さんのエプロンの中を見ると
ボタンやはんけち 小さなえんぴつ
ちり紙や小さなひも
ほかにもまだ入っている
ポケットの中に手を入れて
いそがしそうにはたらいている
くしゃみをすると すぐちりがみを
妹の顔が汚れていると はんけちを出して顔をふく
お母さんだけの ポケットではない
みんなのポケットだ
そして、柏屋もこのような社会のポケットでありたいと締めくくられています。
疲れたときや、悲しいとき、嬉しいとき、どんなときもそっとお饅頭を手渡されると、心が幸せになります。「たかが、お饅頭、されどお饅頭です」。<YA>
柏屋本店
福島県郡山市中町11-8
電話:024-932-5580
ネットで買えます!ココをクリック!
関心空間 - 柏屋 薄皮饅頭 (カシワヤ ウスカワマンジュウ)
つくばランチ食べ歩き2 : 柏屋 薄皮饅頭
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