2009.1.16 日露戦争の頃から親しまれたお菓子鶴屋吉信「福ハ内」 [D@EXコラム]
もうすぐ節分。節分にちなんだ和菓子といえば、鶴屋吉信さんの「福ハ内」です。
豆まきの豆をかたどったふっくらとしたお菓子。明治時代に京娘がおたふくの面をつけて「鬼は外、福は内!」と豆まきをしているのを見て、鶴屋吉信の4代目主人がお菓子にしたてたのだそう。杉の枡に入っているところがいかにも豆まきですね。
太ったジェリービーンズのような形と淡い黄色がなんともいえず愛らしいですね。この黄色の生地は「桃山」という生地で、白餡(あん)に卵黄を加えて炊き上げ焼いたもの。しっとりときめ細かく、抑えた甘さがいかにも上品です。
明治天皇皇后も大好きだったという「福ハ内」。見た目の愛らしさと上品な甘さが心に残る和菓子の逸品です。<YA>
和菓子にみる京
鶴屋吉信(京都、東京)/福ハ内、俵屋吉富(京都)/福まめ: とべない ...
鶴屋吉信
Posted at 13時55分
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