2009.11.21 兼六園でティータイム「三芳庵」(さんぽうあん) [全国グルメ情報]
兼六園に行って来ました。兼六園には何箇所かお茶どころがあり、歩きつかれたら抹茶やお団子、さらに懐石料理を楽しむことができます。「三芳庵」は、「本館」の他に瓢池(ひさごいけ)に浮かぶ「水亭」と「別荘」の3つの館を持っています。お抹茶をいただいたのは水に浮いたように立つ「水亭」。ちなみに瓢池は、兼六園の発祥の地と言われています。
創業は明治8年。別荘には大正天皇や芥川龍之介が宿泊した由緒ある建物です。
お抹茶のセットは550円とリーズナブル。こちらは「里の秋」という柿をモチーフにしたかわいいお菓子です。抹茶をいただきながら、滝と池が眺めることができます。
何代もの加賀藩主により、長い年月をかけて形づくられてきた兼六園ですが、作庭における基本的な思想は一貫していたようです。その思想とは神仙思想。大きな池を大海に見立て、そのなかに不老不死の神仙人が住むと言われる島を配します。藩主たちは、長寿と永劫の繁栄を庭園に投影したのだそうです。
雪から木々を守る雪吊りはまだやってませんでしたが、11月に入り、そろそろ吊りの作業が始まったようで、金沢は本格的な冬を迎えます。<YA>
三芳庵
石川県金沢市兼六町1-11
電話 076-221-0127
定休日 水曜
ちのみえこ: 2009年4月
兼六園
Posted at 00時27分
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