華やかお寿司 Vol2 [DINING EXPRESS誌より]
山があり、海があり、南北に細長い島国・日本は、
豊富な食材に恵まれています。ここでは風土を象徴する食材が使われた九州の「郷土寿司」をご紹介します。
福岡[柿の葉ずし]
秋、うっすらと赤や黄色に色づいた柿の葉を一枚一枚たんねんに洗い、軽く握ったのがこの柿の葉ずしです。
大分[高菜巻きずし]
地元でよく取れる高菜を、太巻の海苔のかわりに使って巻いたまき寿司です。
佐賀[須賀ずし]
白石町の須古地区に伝わるもの。浅い木箱にすしを作り、ヘラで切り出しながら食べるいっぷう変わった食べ方をします。
鹿児島[酒ずし]
「地酒」と呼ばれる、味醂のように甘い酒を、酢の代わりに使うすしです。甘いとはいえれっきとしたアルコール。
長崎[大村ずし]
ご飯にかまぼこ、椎茸、かんぴょうを混ぜ、錦糸卵で彩りを添えた押しずし。戦国時代、武士たちが勝利の祝いとして振舞われた押し寿司を、刀で切って食べたのが始まりと言われています。
沖縄[大東ずし]
ごくごく普通の握りずしに見えますが、すしダネは醤油をくぐらせてありますし、辛味はワサビでなく練りガラシです。
資料提供[?螢潺張?ンナカノス]
老舗の寿司店も、回転寿司も粋に楽しめる寿司通になろう! 「寿司のルーツと握り寿司の誕生」「老舗の寿司店は本当に怖いのか」「安くてうまくて刺激的。回転寿司は超個性化の時代へ」など寿司の歴史、回転寿司の裏話も掲載。
Posted at 13時50分
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