スワンサイダーから広がる地域おこし [D@EXコラム]
「スワンサイダー」。最終的には何番煎じまで出たのか不明な元祖こどもぴいるの友枡飲料(佐賀県小城市)が出しています。こどもびいるがブレイクして数年の月日が流れていますが「果実サイダー」「スワンサイダー」「謹製サイダァ」「湯あがり堂サイダー」「カステラサイダー」「黒糖ひやしあめゆ」トマト、パイン、イチゴなどなど堂々の飲料ラインナップです。今年になってからはこだわりのジンジャーエール「n.e.o(ネオ)プレミアムジンジャー・エール 」を発売していらっしゃいます。
その後、地サイダーのコラボレーション事業へと発展しているところが興味深いです。オリジナル地サイダーに加え、これまでにさまざまな地サイダーを受託製造しているそうです。雲仙の「雲仙レモネード」福岡能古島の「ノコリータ」など、「地域の物語」を織り込んだ商品開発にこだわっています。
たとえば、雲仙は昔外国人向けの避暑地として栄えていた頃の時代考証から、商品開発が始まったとのこと。パールバックをボトルにデザインしたのは、彼女が以前避暑で雲仙を訪れたことから決まったそうです。
とってつけたようなおみやげ物が多い中、その土地の昔の風景や人々の様子が浮かぶような地サイダーは、ちょっとしたブームではないでしょうか。
熊本にもあります二本木サイダー。これもかつてこの地区にあった寿サイダーをもとに復刻されたそうです。二本木はかつて遊郭があったところ。遊女が煙草を吹かしているデザインが粋です。いろんなところの地サイダーが増えればいいな。飲むとそこの歴史までわかるっていうのがいいです。コレクターも出てきたりしてね。<YA>
楽しい!全国地サイダーマップというのも制作していらっしゃいます。
Posted at 00時30分
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