ゆかり [D@EXコラム]
「ゆかり」と言えば紫蘇のふりかけとして有名ですが、この「ゆかり」は三島食品?蠅療佻疹ι犬砲覆辰討い泙后B召里佞蠅?けメーカーでも「ゆかり」ふりかけはありますが、それら製品のほとんどが三島食品で生産されていることはあまり知られていません。名古屋でシソを刻んだお漬物がよく売れていることにヒントを得て、1970年3月にその乾燥品を三島食品が商品化したことが始まりです。
使用するシソは安定した高品質の原料を確保するため、静岡を始めとした特定の産地と契約栽培を行い、厳選した良質のものだけを使用している。また、国内の赤シソの年間使用量は6000〜7000トンと見られていますが、そのうちの約1/3の2500トンを三島食品で使用されています。
<ゆかりの名前について>
古今和歌集の中に、
紫のひともとゆえに 武蔵野の 草は皆からあはれとぞ見る (読み人知らず)
とあります。これは「むらさき草がひともと(1本)咲いている、という“縁=ゆかり”だけで、武蔵野の草花が皆いとおしく、身近に感じてしまう」という意味になるそうです。この「縁」あるもの、「ゆかり」あるもの=むらさき草で、ゆかり(縁)の色は紫色を言うようになりました。このことから品名に「ゆかり」と名づけ、商品の袋にも紫色を使用してあります。
<赤紫蘇>
色や香りがよく、硬い茎の少ない優良品種の赤しその種子を使っています。安定した高品質の原料を確保するために静岡や愛媛をはじめとする特定の産地と契約栽培を行っています。
2月末に播種し5月下旬から刈り取りを始め、8月中旬頃まで収穫を行います。
栽培後、三島食品の工場で生産される「赤しそ漬け」です。
これが、ゆかり製品の原料になります。
お勧めレシピ【かやく納豆ゆかり味】
【材料】(4人分)
納豆・・・4パック
たくあん・・・4切れ分
瓜漬け物・・・1個
三島のゆかり・・・大さじ2
あさつき・・・1本
練りからし・・・少々
【作り方】
1) 納豆は、荒く切り、漬け物は細かく切り、あさつきは小口切りにする。
2)ゆかりと材料全部を混ぜ合わせ、あさつきを散らす。
※文章中の「ゆかり」は、三島食品株式会社の登録商標の赤しそふりかけ「ゆかり」を使用しています。
Posted at 00時32分
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