馬刺しカレー うまか〜 [熊本特産物情報]
熊本へ旅行や出張などで来られると「馬刺し」を食べたいと言われる方が多いです。熊本といえば馬刺し、からし蓮根、熊本ラーメンといわれるほどですが、長野県と並び国内でも馬肉消費量が多い県です。数十年前は肉うどんにすら「馬肉を煮たもの」を使っていたというほど庶民の生活と深いかかわりを持った食べ物といえます。古くは400年程昔熊本城の築城を行った加藤清正が朝鮮出兵の際に馬肉を食したことがあると言われていますが、江戸時代では馬肉は薬膳料理の一種として供されたともいいます。
空気に触れると桜色に変わることから「桜肉」とも呼ばれるその馬肉は脂がサシで乗ったものはマグロの「トロ」にも例えられるほどで、にぎり寿司にすれば大変おいしくいただけます。普通の食べ方は馬刺が多く、甘口の醤油にしょうが、にんにく、わさび、など薬味をたっぷりと溶いたたれにつけて食べます。
馬肉は昭和55年に輸入7.9万トン、生産量0.4万トンだったのが、平成14年には輸入1万トン、生産量0.7万トンと国内での生産量は若干上向いていますが、全体の消費自体は落ち込んでいます。(日本馬事協資料から)安い輸入牛肉などに押されたためでしょう。最近では馬刺しのみならず馬肉焼肉や馬肉ホルモンなどに使われています。馬肉はヘルシー肉ともいわれ、タンパク質に含まれている「ペプチド」が血管を拡げ、高血圧の降下等を行うようです。
熊本県内ではお土産屋などでも馬肉そのものや馬肉加工品、馬肉味のお菓子にいたるまで色々みかけることがありますが、本日紹介するのは「馬刺しカレー」(1.5人前220g630円)馬肉カレーといったほうが正しいような気もします。本品に使用いたしております馬肉は当地方の農家の方々が丹精込めて成育させた中から食肉メーカーの(有)三協畜産が厳選したものです。ヘルシーな馬肉入りカレーをお楽しみ下さい。とあります。
マニアックで行こう!!(くまもと馬刺しカレー)
以前会社の人から風味絶佳 イノシシカレーをいただいたことがあります。この二つはパッケージや内容量などを見ても同じメーカーが作っているものと思われます。イノシシカレーは熊本特産というわけではなく、全国のお土産売り場でも見かけることがあります。阿蘇では道を突進するイノシシに遭遇したこもあり、あわや事故るところでした。
☆両方を食べてみたところ、カレー自体も結構美味しく、レトルトとはいえ結構いい線いっていると思いました。馬肉やイノシシ肉もやわらかく煮込んでありGOODです。
馬肉関係を扱っていらっしゃるところでは、(株)伝承の館さんでは、馬肉、馬肉サラミ、馬刺し生姜煮、馬さしの薫製など馬肉の製造・加工・販売を行っておられます。馬さし薫製 (ソフトタイプ)はお土産屋、百貨店、サービスエリアなどで購入ができる商品で、ソフトに仕上げた塩分控えめでビールのおつまみに最適!他にも多くの商品がありますので、ぜひ味わってみてください。
(有)三協畜産
(馬刺しカレーはここから購入できます)
Posted at 04時19分
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