色あせても気品 彼岸花と稲穂のコントラスト 山鹿市 番所の棚田
山鹿市に用事があり、番所の棚田まで足を延ばすことに。「3連休は人だらけだった」という情報でしたが、いやはや平日でもカメラマンさんがたくさん!狭い道は、年に一度のお祭り騒ぎとなっておりました。
番所は、棚田百選にも選ばれている棚田。以前、こちらの農家さんとお話させていただく機会があったのですが、数十年前までは「彼岸花はにょきにょき出てくるし、農作業の邪魔になるなあ」と思っていたとおっしゃっていました(笑)。
しかし今では、観光バスが来るほどの名所(さすがに、県外からの観光バスは現在は来ないですが)となっています。
ちょっと終わりかけ気味の彼岸花ちゃん。赤がどんどん褪せてきています。これはこれで2トンカラーでかっこよい。褪せてもなお品があります。
番所の棚田。数年前に来たときは棚田を縁取るように生えていたのですが、もう終わっちゃったのか、刈られちゃったのか。稲穂が緑から黄金色に色づいていくさまがわかりますね。棚田の上に行くほど、緑が濃いです。
矢谷渓谷の近くです。子供が小さいころよく遊びに来ていました。
オレンジ色のコスモスも咲いていました。また来年きれいな花を見せてください。来年こそ、コロナ禍が落ち着いて、県外の方も見に来られるような日常が戻っていますように。<YA>
番所の棚田
山鹿市菊鹿町矢谷