短い秋を楽しむ
日本には四季がありますが、年々秋という季節が短くなっているよう感じます。
だからこそ冬が訪れる前に貴重な秋を楽しみたい!
ということで、今回は山鹿和栗スイーツフェアに行ってきました。
たくさんのお店が出店している中で、以前から一度は行ってみたいと思っていた念願の「ricca」へ。

静かな住宅街の中にひっそりと佇むお店。なんともいえない心地よい雰囲気です。
入店すると焼き菓子、ケーキ、パン、そしてジェラートまでずらり。アンティークな空間でワクワクが止まりません。
テイクアウトはもちろん、店内のカフェスペースも利用できます。この日はすでに満席だったので20分ほど待って入店しました。
みんなでシェアしようと、いろいろなケーキを注文。

1つ目は秋が旬のシャインマスカットを贅沢に使ったケーキ!
紅茶がスポンジに練り込まれているのか、口に入れた瞬間ふわっと紅茶の香りが広がります。
シャインマスカットと相性抜群です。

2つ目はチーズケーキ!
これは季節に関係はないけど、同行者がチーズケーキ好きだったので注文。
これがまた濃厚で、とろけるような口どけ。シンプルながら完成度の高い味わいでした。

そして3つ目。一番お目当てだったモンブラン!
伝わりますか、このボリューム感。写真だと伝わりにくいのですが、ひとりで食べるには結構な大きさです笑

中にはヘーゼルナッツ入りのサブレ、ジェラート、白あんこ、生クリーム、上から栗ペーストが絞られています。
ひと口食べた瞬間驚きました。モンブランの概念が覆るとはまさにこのこと。
口の中が栗そのものの味。自然な栗の甘みと渋皮の苦み。上質な味わいに感動しました。
ちなみにモンブランとはフランス語で「白い山」を意味し、フランスとイタリアの国境にそびえる山「モン・ブラン」のように雪をかぶった姿から名づけられているそうです。
席からは厨房の様子が見え、体全体を使って栗ペーストを丁寧に濾している姿が印象的でした。
ひとつひとつ、手間ひまを惜しまず作られていることが伝わってきます。
本当は他にも栗スイーツを扱うお店を巡りたかったのですが、あまりに満たされすぎて今回は断念。
次の機会に楽しみを取っておこうと思います♪
もうすでに秋が終わりそうで少し寂しいなあ、、、
(M.I.)