「パトリス・ジュリアンのおつまみ」簡単で役立つレシピいっぱい!

 

 最近はまっているレシピ本が、こちらの「パトリス・ジュリアンのおつまみ」です。パトリス・ジュリアン氏は、ルクルーゼやカフェ文化、そしてゲランドの塩を日本に広めたライフスタイルデザイナー。昨年は熊本県の観光キャンペーンにも協力されていたので、ご存知の方がいらっしゃるかもしれません。こちらの「パトリス・ジュリアンのおつまみ」は、彼自身がいろんな国で暮らした経験があることから、いろんな国の食文化のエキスがぎっしり詰まったレシピ本。とっても簡単で、とってもおいしい。こんな組み合わせ方があるの?とまさに目からウロコです。一番気に入っているレシピは、レバーをオリーブオイルでじっくり揚げて、酢に野菜と一緒に漬け込んだマリネ料理。レバーといえば醤油煮しか思い浮かばなかった貧困な食卓の私からすれば、まるでフォアグラを食べているかのような味わい深い常備食ができ、何度作ったかわからないくらいです。

 

 

同時期に発売されたのが、こちらの「ライフレシピ」。パトリスさん自身が、今まで生きてきた中の教訓のようなことが書いてあるのですが、これが私的には「まいにち、修造!」レベルのわかりやすさと深さを兼ね備えた人生バイブルです。「毎日をハッピーに生活するには、小さな喜びに気づくこと」という言葉に、思わずうなづいてしまいました。<YA>