オリーブオイルブレンダー クリスティアーノ・ディ・リッカルディス氏来熊
北イタリアのオリーブオイルブレンダーのクリスティアーノ・ディ・リッカルディス氏が熊本に来られましたので、オリーブオイルについてお勉強がてらオリーブオイルを使ったお食事会に参加しました。こちらは、熊本市中央区出水のカリフォルニア料理の名店KAWAZOEさんです。シェフとオリーブオイルのコラボレーションが楽しみ!わくわく!
説明をなさっている方が、クリスティアーノさん。オリーブオイルブレンダーであるクリスティアーノさんは、イタリア中のオリーブオイル畑を周り、最良の香りや味を引き出すブレンドや配合を考えて、世に出していらっしゃいます。もちろん産地や年度によって味のばらつきがあるオリーブなのですが、そこを感じさせないバランスのブレンドに仕上げるのが、オリーブオイルブレンダーの腕の見せどころです。
オリーブオイルを使ったお料理の数々が出てきました。ちょっと照明が暗くて、写真の写りが悪いのはご勘弁下さい。菊池真土の水田ゴボウのガストロパック。ガストロパックというのは、ちょっとわかりにくいんですが、減圧にすることで、味が染みやすくなるのだそうです。ゴボウそのものの風味が生きていて、とても薫り高い一品です。オリーブオイルとの相性も抜群です。
こちらは、タコの低温調理マンゴーソース。甘いマンゴーソースと柔らかく煮込んだタコが合います。
マグロの梅酒ジュレ。左のマグロを右のマグロにはそれぞれ異なるオリーブオイルがかけてあります。それぞれの香りが立ってすごくフルーティー。
黒毛和牛の草牛のステーキ。樹齢が高いオリーブの木から採れるオリーブオイルは、味にコクがあり、ことなった趣があることを知りました。
最後の最後まで、おいしくってため息が漏れます・・。オリーブオイルのシャーベットバルサミコ酢がけ。オリーブオイルがフルーティーに香るアイスは、ちょっとピスタチオのアイスのようなナッティなおいしさで、絶品でした。この日は、クリスティアーノさんが手がけられた無農薬レモンのオリーブオイルをいただきました。オリーブの実とレモンを石臼でていねいにペースト状にしてつくるオイルは、すばらしい香り。バニラやお魚料理、サラダ、ヨーグルトなどに合いますよ。オリーブオイルの奥深き世界に触れることができたすばらしい宴に感謝でした。
クリスティアーノさんのレモン風味のオリーブオイルはココで買えます!<YA>