徳川家康命名!静岡 やまだいちの「安倍川もち」
400年の歴史を持つといわれる静岡の安倍川もち。老舗であるやまだいちさんの安倍川もちをおみやげにいただきました。安倍川もちというネーミングは、そのおいしさに感動した徳川家康がつけたといわれており、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』にも登場するほど、庶民に愛されていたジャパニーズスイーツです。昭和天皇もお買い上げしたらしく、パッケージには東海道の「代表的名物」とアリ。よくよく見ると安倍川の「べは「倍」の字。「部」ではないので、念のため。
ちなみに安倍川という川は、現存する一級河川です。
コシアンと黄粉の2種類入り。これに付属の黄粉をふりかけていただきます。もともとは、黄粉のお餅が安倍川もちの元祖だそうです。原材料は「砂糖、もち米(国産)、水飴・小豆・大豆」のみ。シンプルです。黄粉3個、こしあん2個という数のバランスも不思議なんですが、何か思惑があってのことなのでしょう。
上品な甘さと、やわらかさが美味。あんこの安倍川餅に黄粉をかけたものが特においしく、同じくおみやげにもらった静岡の新茶といただくとおいしさ倍増でした。
やまだいちが経営する和風喫茶「登呂もちの家」というのがあるようです。そこでは、注文を受けてから「安倍川もち」をつくってくれるのだそうで、つきたてもっちもちを古民家楽しめるんだそうですヨ!
株式会社 やまだいち
静岡市駿河区登呂5-15-13
0120 228 218(「富士は、日本一の山」と覚えよう!)
<YA>