FUJIYAMAと呼びたくなる中川政七商店の手焼きせんべい富士山
ひょうたんの中に描かれている富士山がなんともおめでたいおせんべいをいただきました。こちらは中川政七商店の手焼きせんべい「富士山」。「ふじさん」と読むのでしょうが、なんとなく「FUJIYAMA」と読みたくなる外国人のおみやげにぴったりのおせんべいです。中川政七商店は、1716年創業の老舗。博多駅のアミュプラザにお店が入っているので、かわいい和雑貨を探しに、博多に行ったときは必ずのぞきます。
中をあけると、春夏秋冬に分かれています。四季折々の富士山を表してあり、とてもアートですね。冬は、甘い砂糖、夏は胡椒、秋は一味、春は抹茶味です。国産うるち米の生地を、一枚一枚、手で焼き上げてあります。見た目よりもけっこう大きくて、食べ応えありました。ばりっばりっという歯ごたえ。ぬれせんべいもいいけれど、おせんべいは、こうでなくっちゃね!全部おいしいけど、砂糖の甘いのが、しょっぱいせんべい生地と相性がいい冬が好みでした。もちろん外国人のお客様も狙っているようで、英語表記があるのですが、訳すると、春の緑は木の芽を、夏のブラックペッパーは石ころのある道を、秋のカイエンヌペッパーは秋の紅葉を、冬の白砂糖は、ブリリアントな雪のに覆われた富士山を表していますとのこと。日本語にない表現になんだか新鮮ですね。<YA>