層がオシャレ!バームクーヘン 村岡屋 さが錦

 

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さが錦をいただき、数十年ぶりに食べました。たぶん最後に食べたのは、子どものころ。昔と変わらない当時のままのお姿に、ちょっと感動しました。昭和初期、佐賀に村岡屋羊羹店として創業しました。その後、砂糖の統制などで休業を強いられたりする苦難の歴史をたどりながらも、昭和46年にさが錦を発売。それから、モンドセレクションなどで受賞を重ね、今もみんなに愛されている佐賀銘菓です。

 

 

 

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このルックス。昔はなんとも思いませんでしたが、なんとなく品がありおしゃれないでたちですよね。柔らかい生地に山芋を練り込み、ふんわりと焼き上げたものを、美しく層をなすバウムクーヘンで挟んであります。
ちなみに生地は、「浮島」と呼ばれているのだそうです。小豆や栗を懐に抱くその佇まいが島を連想させるとのこと。風情がありますね。肥前鹿島藩大名・鍋島家に伝わる織物「佐賀錦」の気品ある華やかさと風合いを表現してあるのだそうです。 一層ずつ、織物を織るように焼き上げたバームクーヘンをスライスした後、二人の職人が呼吸を合わせて浮島に貼りあわせることで、このオシャレなルックスの「さが錦」ができあがるのですね。 上層部と下層部は別に作って合体させるなんて、思いもしませんでした。かなり手が込んでいます。緑茶はもちろん、コーヒーや紅茶とも相性いいですよ。
ココで買えます!<YA>

 

菓心傳心 村岡屋
〒849-0936 佐賀県佐賀市鍋島町大字森田882
フリーダイヤル:0120-51-3500