カステラ生地の名古屋銘菓 なごやん
「尾張名古屋は城でもつ」という言葉もあるように、金の鯱(しゃちほこ)が、その栄華を物語る名古屋城。そんな名古屋に昔からあるお菓子「なごやん」をいただきました。カラフルな包装がかわいいです。仏事包装だと、この柄がモノクロになるみたい。
1957年から売り出されているようなのですが、食べたのは初めて。当時は貴重だった砂糖や卵をふんだんに使い、カステラ風に焼き上げてあります。当初は「金鯱まんじゅう」と命名されていたそうなのですが、翌年の昭和33年に「なごやん」と名称が変更されました。きんしゃちほこまんじゅうじゃ、なんでだめだったのでしょうね。たしかに覚えやすくて語呂がいいですよね、なごやん。
一日に10万個以上売れるといいますから、その人気ぶりが伺えます。クオリティの割には価格が安いのは、大量に売ることで、安く価格を抑えることができているのだそうです。けっこうな大きさなのに、価格が80円しないんですよ。これはかなりお得といえます。
寝かせたカステラ生地の中に黄み餡たっぷり!見た目は、和のお饅頭っぽいのですが、カステラ生地なので、洋菓子の雰囲気すら漂います。紅茶やコーヒーにもベストマッチするところが、なごやんの一番の魅力ではないでしょうか。はろうきてぃをかたどった「なごやん」もあるよ!↓<YA>