「わらびさん」の手作業がおいしさの決め手!奈良市 千壽庵吉宗のわらび餅
奈良で3代にわたってお菓子を作り続けている 千壽庵吉宗さん。「御笠」やどら焼きなど、何を食べてもおいしいのですが、中でも人気なのがこのわらび餅。老舗感漂う黄色に筆文字のパッケージ。「冷蔵庫には入れないで下さい」という文言は、赤字で2箇所も書かれており、絶対に、絶対に冷蔵庫に入れないで欲しいという熱い思いが伝わってきます 。ええ!入れませんとも!というわけで、即食しました。
このぷるんぷるん感は、半端ナイです。 天日干しした甘藷のでんぷんと国産本蕨粉を半日かけて練り上げ、さらに半日寝かしてあります。最終段階で、腕を振るうのが、「わらびさん」といわれる熟練職人たち。この熟練のわらびさんは、手に触っただけで、わらびもちの状態がわかるんだそうで、一番大事な切る工程を担っています。「わらびさん」って、いい名前(名前じゃなくって、専門職なんですけど)。あさりちゃんとか、さざえさんとかのお友達にしたい感じ。とにかく熟練のわらびさんあっての、このクオリティなんですね。<YA>
千壽庵吉宗
奈良市押上町39番地の1
0742-23-3003(代表)