しびれるぜ ちりめん山椒 錦市場 京こんぶ千波

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ちりめん、しらす、じゃこ。いろんな呼び名があり、どれが標準語かわからないのですが、春のしらすの旬もそろそろ終わり、佃煮や乾燥でしか食べることができなくなってきましたね。京都錦市場にある京こんぶ千波(ちなみ)さん。とてもおいしい昆布と佃煮のお店です。錦小路といえば、観光客も多いですが、プロの料理人さんたちも足繁く通う京の台所でもあります。特上厚手塩昆布・花山椒・松茸昆布・ちりめん山椒など、たくさん種類がある中でもわたしはちりめん山椒が一番好きです。もともとなににつけても山椒をかけたくなる私。舌のしびれる山椒の辛さと、ちりめんの食感と魚介独特の味の深さ。このすばらしい二つを組み合わせるtなんて、すばらしいセンスです。もともとは、海が遠い京都で、保存のきくちりめんを丸い山椒とを炊き合わせたことが始まりなのだそう。まん丸の実山椒って、こちらではあまり料理に使われているのをみませんが、丸のまま炊き合わせたものを、お茶漬けにしたり、おかゆに入れたり、おにぎりにしたり。お酒のあてとしても、すばらしい能力を発揮します。一気に食べ終えたので、地元でもちりめん山椒を何度か購入しましたが、これ以上のテイストのものにはいまだに巡り会っていません。

家でもカンタンにつくることができるのだそうです。こちらは、レシピ。カンタンにできそうですね。実山椒って普通のスーパーに売ってあるんでしょうか。

 

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こちらは、千波さんでもリピーターが続出しているというラー油キクラゲ。にんにく風味のぴり辛キクラゲの佃煮で、これまた御飯が進むもの。ちりめん山椒の上品さとは、違った魅力でコリコリした食感と甘辛いガツンとインパクトのあるおいしさ。男の人は、こっちの味の方が好みかも

京こんぶ千波

京都府京都市中京区錦小路柳馬場西入る中魚屋町486-1

075-241-3935