バナナの木の下で育ったコーヒーアルテルエコオーガニックフェアトレードコーヒー

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熊本市中央区のチーズのお店DECORAREさんで、ステキなパッケージのコーヒーを見つけました。そこには、「バナナの木の下で育ったコーヒー」と書いてあります。コーヒーの木を守るように、バナナの葉が茂っているなんて、それも、このステキな笑顔のおじさんが育てているなんて、なんてロマンチックなんでしょうか。

 

土地の条件にもよりますが、多くの場合、コーヒーの木の間には、SHADE TREE(日陰樹)と呼ばれる木が植えられています。植物は水と二酸化炭素を吸収し、光合成によって成長のエネルギーとしています。コーヒーは、コーヒーベルトと呼ばれる日差しの強い熱帯地域での栽培が盛んですが、本来コーヒーの木は、林の中に生える下層植物で、日陰で生育する特性を持っているのです。

 

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コーヒーの葉に日光が当たり葉の温度が上昇すると、葉の裏にある気孔が閉じ、二酸化炭素を吸収できなくなります。すると炭水化物が生産されなくなり、植物の成長は停止してしまうという悪循環に陥るのだそうです。それでバナナの木などのSHADE TREEによって適度な日陰を作り、生育に適した環境を作り出しているのです。

 

バナナは成長が早く大きな葉を持っているので、早く効果が期待できるのと、実は重要な副産物となるので、一石二鳥というわけです。バナナはコーヒーのよきパートナーなんですね。<YA>

 

デコラーレ

熊本市中央区水道町1-9 長安寺ビル1階

0963558152