虎屋の小型ようかん 紅茶入羊羹
最近はまっているのが、虎屋さんの紅茶のようかん。熊本県水俣市の山間部、石飛で生産された国内産の紅茶「天の紅茶」を挽いて、その茶葉を白餡に混ぜて作ってあります。いろんなお茶の産地があるなかで中で、熊本のお茶を選んで下さってありがとうございますと思ってしまいますね。よほど細かく挽いてあるのでしょう。茶葉感はまったく感じませんが、ふんわり紅茶の香りが鼻腔(びこう)に抜けます。紅茶とようかんって合うのだなと改めて実感させてくれるおいしさです。
ミニで一口サイズなのがうれしいです。大きいようかんって、一人でぱくっと食べるわけにはいきませんので、ラップでくるんで保存しているうちに、カピカピになってしまいます。
この小型のようかんは、ちょっとようかん食べたいなーという方にもぴったりの一口サイズ。ほかにも「はちみつ」「空の旅」「夜の梅」「新緑」などいろんな種類があります。紅茶と空の旅が、私の中ではイチオシです。しかし、なんといっても虎屋さんの底力を感じるのは、ホールインワン最中です。1926年、まだゴルフが限られた上流階級でしかプレイされていない頃から、このゴルフボール型の最中があったなんて、まさしく老舗ならではの遊び心ですね。<YA>