宮内省御用達 うどんという喜びを再確認。7代佐藤養助の稲庭うどん

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つるつる冷たいうどんもいいけれど、だんだん温かいうどんがおいしく感じる季節になってきました。うどん派?そば派?と聞かれますけど、わたしは断然うどん派。おいしいそばも捨てがたいのですが、病気の時も元気なときも、赤ちゃんにもおばあちゃんにも、夏も冬もっていうストライクゾーンの広さは、そばにはまねできない包容力です。このたび佐藤養助商店の稲庭干しうどんをいただきました。佐藤養助商店は、152年の歴史を持つ稲庭うどんの老舗です。賜宮内省御買上の赤字が光ります。現在は7代目。実は福岡大丸百貨店東館にうどんの店舗があるみたいですね。説明によれば、明治の半ばに入るまでは宮内省以外は、あまり一般に食されることがなかった幻のうどんだったそうです。おうちで食べれるなんて、ありがたい?!

 

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 練っては熟成、また練っては熟成を繰り返し作られる稲庭干しうどん。一切機械を使わず練り上げるのだそうです。

 

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稲庭特有の細くて半透明の麺。肉と南関あげにねぎを添えて。細くやわらかいのに、弾力があり、のびがよい。 下手なうどんやさんで食べるよりおいしい(と自画自賛)。おいしいのは、この秀逸な麺によるところがとても大きいですね。冷凍うどんも十分おいしいと感じますが、家庭で作っても本当においしいうどんに久しぶりに会いました。<YA>

 

7代佐藤養助商店

秋田県湯沢市稲庭町字稲庭229

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