ぎゅぎゅっと濃厚!雑味なし! 早和果樹園 飲むみかん
「飲むみかん」。ネーミングが秀逸。年中フレッシュなみかんを食べたいけれども、濃縮還元オレンジジュースじゃものたりない・・。という人の心にストライクボールを投げ込んでくれるこのジュース。早和果樹園のある和歌山有田は、有田みかんの大産地。この土地で収穫された、12月以降の有田みかんだけを、果皮をむいて薄皮ごとしぼるんだそうです。この薄皮ごとしぼるというのがミソで「チョッパー・パルパー」方式といって、皮も一緒にしぼる「インライン方式」とは、一線を画します。インライン方式は、ちょっと皮の雑味とかが混じってくるのですが、この「チョッパー・パルパー」方式で絞ると、まるでみかんを食べているかのような味わいに。このひと手間が、濃厚なのに後味すっきりな、本格的100%ストレートみかんジュースを生み出すんですね。
本当に濃い味。味は濃いのだけど、後味がべたべたせず、すっきりするのがとてもよいです。実は味が濃いのにはもうひとつ秘密があります。実は12月以降に収穫したミカンをすべてジュースにしているわけではなく、光センサーに通し、味の濃いみかんだけをジュースにしているのだそうです。オレンジジュースでありながら、限りなくフレッシュみかんを食している気分になる飲むみかん。少々高めの価格(210円)や、あっという間になくなってしまう量の少なさが気になりますが、ホテルのバーで出てくるフレッシュフルーツのドリンクに比べれば、お安いものです(笑)。<YA>