ステキに年を重ねた人が似合う喫茶店 銀座 喫茶室ルノアール

 

 

 

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喫茶室ルノアール。あこがれていた喫茶店についに足を踏み入れることができました。喫茶室ルノアールとは、銀座にある喫茶店。といっても関東を中心にいろんな所にチェーン展開していらっしゃいます。もともとは、1964年におせんべいやさんが喫茶部を立ち上げたのが始まりという歴史ある喫茶店です。ルノアールというからには、絵に関係があるのかなと思いましたが、キャッチコピーが「名画に恥じぬ喫茶店」。ルノアールに恥じないと言い切るのには、ちょっと勇気がいりますが、本当にステキな喫茶店でした。

造作やしつらえがとても落ち着いていて端正な美しさがあります。昭和チックという言葉で言ってしまうのはカンタンなんですが、決してレトロな感じというわけではなく、日本人らしいきちんとしたたたずまい。心からくつろげる空間でした。こちらはルノアールのオリジナルブレンド。エチオピアモカを配合したルノアールオリジナルのブレンドコーヒーです。おいしい!

 

 

 

 

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さらに感動的なのは、お客様のかっこよさ(笑)。近隣の数あるチェーンコーヒーショップの中から、あえてここを選んで来ていらっしゃる方は、ビジネスマンやお買い物帰りのマダム、そしておしゃべりを楽しむご年配の男性。こちらは、喫煙のエリアが広いという印象。普段は、喫煙席には座らないのですが、今回は喫煙席に座り、ダンディーなジェントルマンを観察。ギンガムチェックのシャツにチノパン、横にパナマ帽を置いていらっしゃる70代とおぼしき男性二人が、たばこをスパスパ吸いながら談笑していらっしゃる姿のステキなことといったら!。おじさんのカッコヨサの差はどこから来るのでしょうかね?生き方?環境?ステキに年を重ねた人たちが似合う喫茶店でした。

 

 

 

 

 

喫茶室ルノアールが舞台のDVDを発見しました。主人公が、店員や客の様子を観察するうちに異次元ワールドに迷い込んでしまう。というものがありました。「去年ルノアールで」。たしかにドラマになる喫茶店です。<YA>

 

喫茶室ルノアール銀座昭和通り店

東京都中央区銀座2-11-6 竹田ビル1階