楳図かずお大美術展 大傑作の数々 アートを堪能
せっかく博多にいるので、福岡三越で開催されていた「楳図かずお大美術展」を鑑賞。楳図かずおさんといえば、80を超えてなお大活躍の漫画家さん。昨年、手塚治虫文化賞・特別賞を受賞するなど、尊敬の念しかありません。年代によって好きな作品は違うのでしょうけど、「赤んぼ少女」とか「へび少女」とか、ほんとうにこわかった(笑)。アニメ「アンデス少年ペペロの冒険」の作詞も楳図かずおさん。
右上に「天才の証明。マンガノテッペンカラ、アートノテッペンヘトビウツレ」の文字。
会期は終わっていますので、展示会の撮影OKエリアのみご紹介します。
「だまれっ!おしゃべり!」「ギャッ!!」細部を見れば見るほどおもしろい(笑)。
絶句するほど迫力のある作品に何度も出合う。
新作「ZOKUーSHINGO」美術館は、マンガというより一連の絵画作品。ずっと絵画を見ながらストーリーが展開していくというしかけ。27年ぶりの新作です。頭の中はどんなふうになってるんだろうと思う。絵だけでなく、ストーリーの筋立てなんかもぶっ飛んでいます。人間の根源的なところを描きたいとインタビューでおっしゃっていました。
初期の作品も展示されていました。
見終わると「天才の証明。マンガノテッペンカラ、アートノテッペンヘトビウツレ」の言葉が腑に落ち、芸術家としての楳図かずおさんの底力に圧倒されました。<YA>