長寿庵 「サッカーのまち」というストレートなネーミングの和菓子
「サッカーのまち」というストレートな名前の和菓子をいただきました。静岡県藤枝市にある長寿庵さんのお菓子です。柿や栗のイラストがステキな包み紙からはなかなか想像できないネーミングですよね。
中を開くと、こんな感じ。ボールのカタチの留め具がなかなかステキ。
藤枝市から排出されたサッカー選手はといえば、ウォルフスブルクの長谷部選手、コンサドーレの中山選手と数えれば切りがないですね。昔は名波選手のファンでした。
そのそうそうたる面々が卒業したのが、名門藤枝東高校。藤枝市がサッカーの町になったのは、大正13年に藤枝東高校(元静岡県立志太中学校)の校長先生が、、“蹴球(しゅうきゅう)”すなわちサッカーを校技として取り入れたのが始まりなのだそうです。このことで、生徒は蹴球靴で通学するようになり、大正15年には志太中蹴球部が作られたのが始まりなのだとか。あらためて先生の力って大きいものだなと感じます。藤枝のサッカー少年たちは、恵まれた環境で切磋琢磨して立派な選手になるのでしょう。
白あんとトッピングのアーモンドがとても合い、こたつでお茶をすすりながらいただくと至福のひとときです。ネーミングとパッケージとお菓子のミスマッチ感がなんともおもしろいお菓子でした。<YA>
駿河菓子処 長寿庵