手打中華 すずき 福島県白河市 白河ラーメン
福島県南部の白河市を訪問。白河って九州の人はあまり知らない人が多いと思いますが、「白河の関」「白河ラーメン」というと聞いたことがある場所かもしれません。東北新幹線の新白河の駅があります。そして人口約6万人の街に100軒を超えるラーメン店があることでも有名。その名は白河ラーメン。歴史は明治時代にさかのぼり、特長として手打ちのちじれ麺、豚骨と鶏ガラからとった醤油ベースのあっさりスープのラーメン。
白河ラーメンではとら食堂さんも有名ですが、相当並ぶらしいので、とら食堂で修行をされたとら系のラーメンとして「すずき」を訪問しました。
11時30分からのオープンなので、その前から並んでおきます。創業41年目。
テーブル席、カウンター席、こあがり席。おばちゃんたちがてきぱきと働く田舎のラーメン店ですが、すぐお客さんがいっぱいになる人気店。
メニューはシンプルな構成。ラーメン一本勝負でぎょうざ、定食やごはん類はないです。サイダーと書いてあるのが、いいね。
卓上もペッパーともう一品
手打ち中華 900円
チャーシュー、いんげん、めんま、なると、海苔のラーメン。いんげんが入っているラーメンは珍しいかも。醤油のクリアさといい黄金比率的うまいラーメンを感じさせます。なるとが見えないので、上にださないといけませんでしたね。
まずはスープから。鶏のだしの聞いた上品ながら、まろやかで醤油風味の美味しいスープだなぁ。鶏油や刻み葱が浮いていてこれまたアクセント。
麺もこのスープがうまくからみ、もちもちしていて旨いよ。チャーシューも脂身も少ないロースで食べ応え十分。確かに並んでも食べたくなるラーメンですね、これは。
白河といえば白河小峰城。こぶりなお城で可愛い、東日本大震災で被災しましたが、2015年には城壁等復活されました。