エタリアン! 雲仙アンチョビ

0912etarian2.gif

 

 

「えたりでイタリアーン!」と言われても、世の人はぴんとこないと思いますが、エタリとは長崎県島原半島の方言で方言でいわしのことです。この地方では、江戸時代からにぼしのほかに、塩辛として食されていたのだそうです。で、そのカタクチイワシで作ったアンチョビソースが、雲仙アンチョビです。小浜伊勢屋旅館さんの女将太鼓判シリーズの一つのようで、このボックスの中には、女将おすすめのレシピが入っていました。レシピはキャベツと豚肉のスパゲッティやバーニャカウダソース、じゃがいものアンチョビバターソテーなど、おしゃれなものばかりチャーハンや市販のピザに乗せてもおいしそう!

 

 

0912etari1.gif

 

材料は、オリーブオイルとエタリの塩辛、ニンニク、唐辛子。シンプルなアンチョビソースそのままです。よく売ってあるチューブ型のソースに比べると、粘度がなくさらっとした感じ。粘度があるものだと、味がまんべんなく広がりづらいので、チャーハンとかにはこちらのほうが使えそうです。たまたまとった宅配ピザに乗っけてみました。ちょっとだけ乗っけると、おいしさ3倍増ですね。ピザと本当に相性がよいです。以前ヨーロッパに行ったときに行ったときイタリアでは「ピッツァア アンチューガ プレファボーレ」、フランスでは「ピッツァ アンショワ シルブプレ」という単語のみを覚えて、アンチョビピザを主食にしていたことを思い出しました。世界中で愛されている保存食です。<YA>