早稲田生まれの「ワセカツ」奏す庵 福井のソースカツ丼の原点 日本橋

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日本橋三井タワーに来ました。地下鉄銀座線三越前からすぐです。日本橋三越に来るついでですが。

目的はB1のフードコートにある、奏す庵に来るためです。

 

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カツ丼 奏す庵。オープンして間もない時間帯なのに結構お客さんが入っているというところを見るとやはり人気店でしょう。一人OLさんもいます。

 

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奏す庵は2022年5月オープン。早稲田から移転してきました。ソースかつ丼といえば福井、福井のソースかつ丼といえば「ヨーロッパ軒」というほど有名です。ソースかつ丼のルーツは早稲田にあります。13年前のブログにも書きました。

福井のヨーロッパ軒も早稲田のカツ丼のルーツをたどります。1913年に高畠増太郎氏が早稲田のヨーロッパ軒でウスターソースを使用したソースカツ丼を提供していたといいます。1923年の関東大震災で閉店した同店。故郷の福井に帰った高畠氏は1924年にヨーロッパ軒を開業し、今に至ります。

福井のヨーロッパ軒の記事

 

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2016年に日本の「カツ丼」発祥当時のソースカツ丼をオマージュして「ワセカツ丼」という新しいカツ丼を創り早稲田に誕生しました。2022年に日本橋に移転。

 

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ほとんどの人は「ワセカツ丼」を頼みます。メニューは4つですね、ワセカツ丼、ベジカツ丼、ベジミックス丼、カレーカツ丼。ワセカツについては初心者故、ワセカツ丼にします。小鉢、漬物、味噌汁付きで1000円とは意外にリーズナブル。

 

 

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食材のこだわりがあります。

 

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福井の梅干し

食前にアミューズとしてだしております梅干しは毎年6月に皇室に献上される「福井梅」に塩と紫蘇だけを使った、無添加で昔ながらの丁寧な製法で作られた干しと書いてあります。アミューズというのが面白い。

 

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福井の唯一の味噌屋の「米五のみそ」の味噌汁のこだわり。ごはんは千葉のコシヒカリ。


 

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アツカツ2枚とウスカツ3枚、合計5枚どーんと。結構ボリュームありますよ。

 

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こんなに食べれるのかな。

 

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薄いから肉自体の量はないけど、ソースの味もそんなに濃ゆいわけではなく、美味しい。ソースカツ丼ってこんなに美味しかったかなという感じ。うすかつのほうが、面積が大きいです。ソースカツ丼は蓋の裏に全部おいてから食べるのが流儀。

 

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カラシのヌーベ:和カラシを配合したソースをヌーベ(泡状にしたものを固めたもの)を味変としてバターのように塗っていただく。ご飯にはソースはあまり載っていませんね。それがいいかも。この和カラシがとてもあいます。

 

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以外にするする完食しました。これはまたリピートしたくなりますね。さすがワセカツ。1000円で大満足ランチです。ぜひ。

 

 

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