札幌 北海道開拓の村 明治から昭和初期の暮らしがわかる野外博物館
サッポロビール園の紅葉に驚きつつ、向かったのは、札幌市内にある北海道開拓の村。
明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を54.2ヘクタールの敷地に移築復元再現した野外博物館。これを昭和のタイミングでひとところに集めたっていうのは、すごい功績です。学びが多い。漫画、ゴールデンカムイに出てくる建物のモデルとなった建築物もたくさん。こちらは入り口。
ガイドさんが無料で説明してくださいました。市街地群、漁村群、山村群、農村群に分かれています。かなり広い。「30分くらいで」とか「1時間くらいで」とかお願いすると、見どころだけかいつまんで案内してくれます。
馬車も走ってますよ。道産子。ラーメン店の名前以外で初めて見た。小柄でかわいい。
いろんな古い建物があります。駅の待合だった建物。
こちらは旧近藤医院。
その中にあるオシャレなトイレ。
広瀬写真館という写真館のスタジオの天井。自然光を照明で取り入れています。
漁村エリアは、ニシン漁で栄えた漁家住宅が。青山漁家住宅は、ニシン漁の従業員さんの雑魚寝スペースとご主人の豪華な住まいが一体となった極めて興味深い建物。ちなみにニシンって食べるために漁をするんだと思ってましたけど、肥料のために漁をしていたんですね。畑にまくとよい肥料になるんだそうです。
森のようなエリアもあり、散策すると気持ちいい。厳しい自然の中で、生き抜いてきた人たちの息遣いが聞こえるようです。<YA>