巨峰 イラスト付き袋入りを買ってみた
葡萄がおいしい季節です。最近は種のあるものないもの、色もパープルだけでなくグリーンもたくさん。しかし、昔ぶどうといえば巨峰とデラウエアくらいしかなかったですものね。で、量販店でなつかしい袋を見つけてしまい、きゅんとしました。
最近は、プラスチックの透明容器に入っているものばかり。もちろん状態や粒の大きさがわかってありがたいです。しかし、この袋を見た瞬間、「昔はこれに入ってたな」と遠い記憶が呼び起こされました。中は見えず。何房入っているのか、どういう状態なのかもまったく不明のロシアンルーレット(笑)。でも勇気を出して買ってみる。
オペン。白い紙に包まれた、大きさ不揃いの3房でした。状態はちょっと古くてワインみたいな香りがする粒ものもありますが、おおむね良好な状態。
一番大きい房。甘酸っぱくて濃厚な昔の巨峰の味がしました。もちろん種あり。ぶどうは皮ごと食べるのが好き。皮のしぶみや皮と実のすき間の一番甘いところと、丸ごと食べるといろんな味がまざってるので、いつもそうして食べている。そして最近のブドウは甘さに偏り過ぎて、酸味が薄いものが多いのねと気づく。甘い+酸っぱい+したたる果汁が、葡萄のおいしさの秘けつなのだなあと改めて感じた初秋の昼さがり。<YA>