銀座 ZURRIOLA おいしさ+忘れられない瞬間があった
銀座のZURRIOLAさんへ。スペイン料理でミシュラン、二つ星、ゴエミヨ2022、3ストックの名店です。スペイン料理と言えばパエリアとバスクチーズケーキというどちらかといえばカジュアルな印象です。モダンスパニッシュとはどういうものかワクワクして来店しましたが、結果、イメージしているスペイン料理とは全然違うものでした。
ランチタイムのデグスタシオンメニュー、始まります。
3種のタパス。ホタテ。
タコと毛ガニ。
サルモレホ、レモン風味のボタンエビとフランボワーズのピュレ。
ライブレッド。スモーキーなオリーブオイルとバター。
ほろっと軟らかい乳のみ子豚のコンフィ、黒ニンニクのピュレ。
太刀魚のエンパナード、レモン風味の軽いピルピルソース。ピルピルってバスク地方の伝統料理だそう。
鳩の炭火焼ほろ苦いリンゴとブラックオリーブのピュレ
チーズヨーグルトサフラン。
自家製チョコレートと食後のコーヒー。グラスに入っているのは、カカオの殻を煮詰めたジュース。
ライ麦パンやそれにつける燻製クリーム、前菜出てきた焼き菓子の中には、フレッシュオリーブオイルが入っていて、口の中でふわっとピリッとはじけるなどなど。随所に忘れられない瞬間がありました。ただおいしいだけじゃない、おいしさと感動の隙間にあるものはなんなんだろうと考えさせられるお料理でした。<YA>