鈴懸 草月と心葉 シンプルにおいしすぎるおまんじゅう
天神岩田屋に15分ほど立ち寄る機会がありました。たった15分間でしたが「何か買って帰りたい!」と考えて迷わず訪ねたのが1923年創業の和菓子店、鈴懸さん。こちらの和菓子、いつ食べても、心と体にしみいるおいしさの大好きなお菓子。
心葉。「とろろ」と読みます。鹿児島産のつくね芋を使ったかるかんっぽい皮にこしあん。見た目から品格漂いまくり。三河内焼平戸松山窯の唐子絵のお皿にとてもよくあいます。
薄墨色のこしあんも美しい。つくね芋の香りがぷんと漂い、混ざりものが感じられないおいしいおまんじゅう。
こちらは草月。香ばしい手焼きの皮と小倉餡がたまらない。元来おまんじゅうって材料さえよろしければ、シンプルに作るほうがおいしいはず。この二つと十勝産あずきをたっぷりお手詰めできる鈴の形のもなかの3つだけ買いましたけど、この3点だけでも、奇をてらわずとも強烈なインパクトを残します。オンラインショップはありますが、熊本にお店できないかな。<YA>