明治38年創業 きしもと食堂 木灰で麺づくりをした沖縄そば

 

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老舗の沖縄そば屋さんきしもと食堂さんに行きました。きしもと食堂は、明治38年創業。伝統の木灰(もっかい)を使って麺づくりをする方法を継承されています。沖縄そばの麺づくりは「かん水」ではなく、ガジュマルなどを燃やした際に出た木灰を水に浸した上澄みをつなぎとして利用していました。今もその方法で作られた沖縄そば。

 

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近くには本部商店街みたいなのがあり、何とも言わせんよか雰囲気の商店を発見。昭和の写真じゃないですよ。石田ゆり子がいますから。

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人気店ゆえ30分は外で待ちました。中に入るとこじんまりとした風情。有名人のサインがずらり。じゅーしーは売り切れでしたので、沖縄そばのみオーダー。

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コーレーグス。島唐辛子を泡盛に漬け込んだもの。ちょっとお酒が香り、相当辛い。

 

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沖縄そば。見るからにソウルフード感とオーラが漂っています。本部町でとれたカツオベースの出汁。こしのある麺との相性抜群ですね。豚バラ肉も軟らかく、味がしみしみ。かまぼこもおいしい。観光客と地元のおばあが入り乱れ、沖縄そばに舌鼓をうつひととき。八重岳店もあり、そちらのお店の方が規模は大きそうでしたが、風情もお料理の一部と考えるならば、やっぱり本店で食すのがよろしいですね。<YA>

きしもと食堂

国頭郡本部町渡久地5

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