熊本に宿る文化について考える 熊本市中央区河原町 肥後高砂や
おいしい五色もなかをいただきました。こちらは肥後高砂やさんのもの。肥後高砂やさんは、細川家の能楽師としてつかえられた歴史あるお家柄、肥後金春流中村家が作っておられるもなかです。400年以上も続く熊本の能という文化を継承することは、大変だったことでしょう。ありがたすぎて食べるのがもったいないですね。
5色とは、大納言、すりごま、いもくり、くるみ、うぐいすの5種。特にくるみが好きでした。
熊本で能楽鑑賞したのは、水前寺成諏園のイベントの時と、女性センターはあもにいであった肥後金春流の発表会。平田機工の新社屋の中にも能舞台ができたと聞きましたが、公演などなさっているのでしょうか。
ちなみにこちらは昨年11月に行われた水前寺成諏園築庭350年を記念して行われた薪能。薪の炎がぱちぱちとはぜる中で行われる幻想的な能舞台。うっとり。こういう公演を入場料無料・申し込み不要でなさっておられて、すばらしい。こちらの能楽堂は、八代松井家からこちらに移築されたもの。
先日伺った水前寺成諏園。梅の花が咲いていました。熊本には残したい文化がたくさんあります。<YA>
肥後高砂や
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