コロンとかわいい 鳥取県打吹公園だんご
鳥取県のお土産で打吹公園だんごをいただきました。こちら天女柄のパッケージ。
地元でない人間にとっては、とにかく情報量が多い団子です。まず「打吹」という名前についてですが、倉吉市の中心部に打吹山という山があり、この山には天女伝説があるとのこと。天女が昇天し、残された童子が母である天女を慕って、連日太鼓を打ち、笛を鳴らしたという伝説が残ることから、「打吹」と名付けられました。で、この山を切り開いてできた公園が打吹公園です。ここまでが打吹公園の説明(笑)。
で、だんごの説明なんですけど。石谷精華堂さんのHPによりますと
ことの起こりは元弘三年、後醍醐天皇を、隠岐島より船上山にお迎えした名和長年公が、甘茶団子をさしあげたという故事を伝え聞いた、ときは明治十三年、初代の石谷すま女によって創業とあいなりました。当初は餡をまぶしただけの団子でございましたが、明治の中ほどから今の姿となりました
とのこと。明治時代に作られた由緒あるお菓子なのですね。
白餡、小豆餡、抹茶餡の3色おだんご。見た目がとてもかわいく、まさしく「だんご3兄弟」→たとえが古い(笑)。愛媛県のぼっちゃんだんごを思い出しました。
おみやげもののお菓子なのに、原材料がとてもシンプルで、添加物を使っていないというのがとてもポイント高い。3色おだんごだけに、賞味期限も3日です。ほどよい甘さでやわらかさがよく、ちょっとずつ風味が違うのもうれしいですね。素朴で誰からも愛されるおいしさのおだんごでした。名探偵コナンとのコラボだんごなどもあるみたいですよ。<YA>