だるま餅屋の山鹿羊羹 もちもちで控えめな甘さ

 

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山鹿市の郷土のお菓子として親しまれている山鹿羊羹。普通イメージする羊羹とは違い、米粉を平たくのばしたものにあんこがくるまった棒状のお菓子です。まず、店名がよいでしょう。「だるま餅屋」ですよ。貫禄十分ですよね。山鹿市では「上村屋」「熊本屋」そして「だるま餅屋」という3つのお店が山鹿羊羹を作っておられます。だるま餅屋さんは桜味や抹茶味などの三色の山鹿羊羹があるのだそうです。それぞれおいしそうですが、今回は白で。

パッケージも3店舗ともプラパックに紙がしのばせてあるスタイル。3つすべてのお店のすべての紙に描かれているのが言わずと知れた山鹿灯篭です。山鹿灯篭はすべて紙で作られていて、山鹿が生んだ文化的アートですよね!

以前ご紹介した宮崎の幻のまんじゅう、長饅頭と似ています。山鹿羊羹のほうがちょっと平たいです。

 

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日持ちがしないのですが、山鹿のおみやげものとしては山鹿羊羹が一番好き。もちっとした触感と控えめな甘さのこしあんがおいしい。やったことはありませんが、表面をフライパンで焼いて食べるとおいしいと聞いたことがあります。山鹿の皆さんの胃袋を満たしてきたおいしいおやつ。温泉といい、岳間茶といい、山鹿羊羹といい、山鹿には癒されアイテムが多数ですね。<YA>


だるま餅屋

 山鹿市昭和町304

 0968-43-3412