おいしい地下水で作られているお菓子月でひろった卵
リュウグウから持ち帰られた「砂」が注目されていますが、こちらは、月でひろった「卵」(という名のお菓子)です。山口の銘菓なのだそうですよ。
まあるいたまご きいろいたまご ふんわりふわふわかわいいたまご ふしぎなたまごのお菓子 月でひろった ふしぎな卵
小学校1年生の国語の教科書にのってそうな文章ですね。ちなみにわたしが小学校一年生のときの国語の教科書は
あさ あさ あかるいあさ うみがひかる やまがひかる
という文章でした(笑)。
思ったよりボリュームずっしりなお菓子。
ふわふわのスポンジ生地に、ねっとりとしたカスタードクリーム。クリームの中にはアクセントの和栗が入っていて、とてもおいしいお菓子です。熊本銘菓でいえば、くまもと菓房さんのカスタードケーキに似たようなお菓子ですね。1986年の発売以来、大人気のお菓子だそうで、老若男女、どんな年齢層の方にも愛されるお菓子というのがわかります。山口県産の牛乳を使うなど、材料にもこだわっておられるようです。
こちらのお菓子がおいしい秘けつは、水にもあるとのこと。新しい工場を建てられるときに地下水があることがわかり、調べたところ名水だと判明。それ以来「琴名水」と名付け、お菓子に使用しておられるのはもちろんのこと、地域の人に無料開放されておられ、多くの方が水汲みに来られるそうです。地域に愛されるおかし屋さんたるゆえんですね。<YA>