老舗園田屋 清正公に食べさせたいレモンピールの風味が生きる「れもん飴」
久しぶりに加藤清正ゆかりの朝鮮飴の元祖、園田屋さんへ。上通・並木坂で400年以上前から続く老舗オブ老舗。創業は本能寺の変がおこった年と聞けば、その歴史の長さがわかります。建物のたたずまいもすてきで、中に入ると大久保利通の書状などもある由緒正しさに背筋がピンとします。
昨年115年ぶりに出た新商品が「れもん飴」。115年前に出た柿求肥以来、1世紀またいでの新商品。もうスケール感がわかりませんね。かわいいれもんちゃんのイラストがよいです。園田屋の19代目は、漫画家の園田健一さん。伝統のおいしさと最新のマンガカルチャーの融合が意外性があって、マンガ好きのお客さまも多いようです。
グッズもあります!
というわけで小さいサイズのれもん飴を購入。
もちもちもちーっとした朝鮮飴のおいしさはさながらに、たまらないのがレモンピールの砂糖漬け。もともとマーマレード系が大好きなので、レモンピールと朝鮮飴のすばらしいコラボレーションがとてもよい!伝統と新しさが融合した進化した老舗の味です。
こっくりとした柿の風味が漂う柿求肥もほっと落ち着く味で好きですが、さわやかなれもん飴も違ったおいしさ。どちらも清正公は食べてないので、食べさせたかった(笑)。次の新商品は、100年後でしょうか(笑)。世紀またぎの進化を続けて欲しいですね。<YA>
老舗園田屋
熊本市中央区南坪井町6?1
096?352?0030