高野屋貞広 春らしいお菓子 和三盆花どころ

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春告げ花の水仙や梅もいよいよ終盤。白木蓮が空に映え、ジンチョウゲのいい香りが漂う季節です。穏やかな春の日差しを受けながら、なんとも穏やかじゃない心がざわざわする日々ですね。子どもたちも学校が休校になり、ストレスがたまるかもしれませんが、なんとか手洗いうがいで乗り切りましょう!私は、引きこもりを前向きにとらえて家のメンテナンスに励む今日この頃。お正月にできなかった障子の張り替えや、思春期の息子が空けた家の「穴」をふさぐ「壁塗り」の日々を送っています(笑)。

ところで花の季節にぴったりのほっこりするおみやげをいただきました。京都の高野屋貞広さんのお干菓子です。名前は「花どころ」。高野屋貞広さんの会社設立は昭和2年。長い間、京都の人たちとともにある和菓子屋さんのようです。京菓子の中では引き立て役だった「半生菓子」の販路を広げ、全国展開した先駆けの和菓子店だとHPにありました。京都の和菓子を全国に広げてくれた先駆者のようですね。中をあけると・・・

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とてもきれい。もえぎ色や、ラベンダー色のお干菓子に、お花や風景があしらわれています。大文字山の風景の干菓子は、太鼓橋に柳が揺れていて、なんともいえない風情がありますね。一口食べると、口の中でしゅわーっと甘みが溶けていきます。感染症予防の意味も込めて、濃い緑茶と干菓子で一服したいものですね。<YA>